サトウキビ畑の中に見た“燃えるような目”
インド🇮🇳コールハープル。
サトウキビ畑に囲まれたのどかな街で開かれた、世界経済フォーラム公式サミット「The Deccan Dialogue(デカン高原から始まる対話)」。
私が登壇したセッションのテーマは、「Body Speech:リーダーシップにおける信頼の生物学(Body Speech: The Biology of Trust in Leadership)」でした。舞台は「次世代との対話」を掲げる場でしたが、事前に用意した原稿を捨て、現場の空気を読み、冒頭で引用したマイクロソフトCEO、サティア・ナデラ氏の言葉で、ボディスピーチの本質を届けるための場作りを行いました。


サティア・ナデラ氏の名言
冒頭、私はこう問いかけました。
「未来のリーダーシップは“know-it-all(知ったかぶり)”ではなく、“learn-it-all(学び尽くす者)”に属する」
——サティア・ナデラ氏
この引用は、表現の専門家としてテクニカルな観点でお話すると、単なるフレーズではなく、国際的に、多様な聴衆に対する“聞く姿勢”を即座に生み出すための戦術でした。場が整ったことで、本来のセッションテーマであるボディスピーチが、言語を超えて伝わる状態を作ることができました。
ボディスピーチ:リーダーシップにおける信頼の生物学
私が独自に体系化した“ボディスピーチ”とは、言葉の外側にある「信頼の生物学」を扱う表現法です。立ち姿勢、視線、表情、呼吸、間合い、沈黙の使い方――これらはすべて人と人の信頼を生む“非言語の構造”。The Deccan Dialogue(デカン高原から始まる対話)という多文化の場で改めて実感したのは、ボディスピーチは文化や言語を越えて機能する“共通言語”であるということです。
現地で出会った「学びのまなざし」
コールハープルの大学生たちの眼差しは鮮烈でした。私は、彼らの「生きた目」に心が震えたことを今も感じています。彼らは「答え」を求めるためでなく、「学ぶ」ために耳を傾ける姿勢を持っていました。それこそが、私が冒頭で伝えたかった“learn-it-all(学び尽くす者)”の精神そのものでした。
この真摯な姿勢があったからこそ、講演後、多くの学生から「Coherence(身口意一致)の概念が深く理解できた」「リーダーシップへの見方が変わった」といった声が届きました。文化的・歴史的背景を超えて、ボディスピーチの核心がまっすぐに伝わったという手応えは、私にとって何物にも代えがたい喜びでした。
聞く姿勢そのものが信頼の基盤になり、ボディスピーチの働きを強く後押ししました。これが、私が“リーダーシップの生物学”として伝えたい核です。

日本へ持ち帰る実践とビジョン
今回の経験も、私のビジョン——「ボディスピーチを世界共通言語にする」——の実証でした。次のステップは、大学・企業・教育現場でこの“聴く文化”と“存在で語る技術”を実践的に展開すること。形式的知識だけでない、体と場を使った学びを日本に根付かせたいと考えています。
【ボディスピーチで、あなたの表現力を科学的に覚醒させませんか?】
ご自身の「伝わらない」悩みを根本から解決したい方は、まずは一度、その効果を体験してみてください。
>> 90分お試しセッションの詳細はこちら
>> ボディスピーチの理論的背景を知る


コメント