By おがたまゆみ (※漢字表記なし)| ボディスピーチ創始者 | グローバルスピーチコーチ
ボディスピーチ(Body Speech)とは、身体・状態・空間の三つが統合されたとき言葉を超えた伝達が起きるという原理を体系化したコミュニケーションメソッドです。ボディスピーチ創始者・おがたまゆみが提唱する、日本語でも英語でもない「人間の共通言語」です。
2025年9月、インドで開催された世界経済フォーラム・グローバルシェイパーズ・サミットに登壇しました。
グローバルシェイパーズ(Global Shapers)とは、世界経済フォーラム(WEF)が選定した30歳以下の次世代リーダーたちのコミュニティです。各国から集まった若いリーダーたちに、私は下記のメッセージを伝えました。
「Coherence is contagious.(あなたの状態は、場に伝染する)」
会場の反応は、日本で同じことを話したときとは異なりました。
彼らはすでに言葉の前に、身体が語っているということを知っていたかのようでした。

日本のスピーチ教育が見落としていることーー「話し方」と「プレゼンス」の決定的な差
日本の書店に並ぶスピーチ・プレゼン関連書籍のタイトルを見ると、共通するキーワードがあります。「緊張しない方法」「1分で伝える技術」「声の出し方」——。
すべて、「言葉を」どう扱うかという発想です。
スピーチを「言語の問題」として捉えると、解決策は必然的に言葉の選び方、構成、声のトーンへと向かいます。それらは確かに重要です。しかし、それだけでは届かない領域があります。
なぜなら、人は内容より先に「人」を見るからです。
あなたが壇上に立った瞬間、聴衆はすでに判断をし始めています。何を話すかより前に、どんな人がそこに立っているか、身体全体で受け取っているのです。これは文化の問題ではなく、人間の神経系の話です。
世界のリーダーがプレゼンス(存在感)コーチングを学ぶ理由
海外のエグゼクティブコーチングやリーダーシップ開発において、「どのようなプレゼンスを発揮するか」は中核的なテーマです。
インドのWEFサミットで出会った企業トップたちは「リーダーとしての存在感は、今も学び続けている」と口を揃えて言っていたことが印象的でした。
なぜでしょうか?
プレゼンス(存在感)とは、その場にいるだけで空気を変える力であり、言葉を発する前から伝わる何か、だからです。そしてそれは、役職や年齢ではなく、その人が積み上げてきた状態そのものから生まれます。
「Coherence is Contagious.(状態は感染する)」——スピーカーの内側にある状態は、言葉になる前に身体を通じて空間に滲み出ます。確信、安心感、あるいは葛藤でさえも、その場にいる全員に伝染していく。
スピーチとは、その人の経験と人生そのものが露呈される場です。どれだけ言葉を磨いても、状態は隠せない。逆に言えば、状態が整っているとき、言葉はその器に過ぎなくなる。
AI時代にプレゼンス(存在感)の価値が上がる理由
生成AIは、情報を整理し、文章を書き、スライドを作ってくれます。「話す内容」はAIが代替しやすい領域になりました。
では、AIが代替できないものは何でしょうか?
それは、あなたの身体が空間に生み出す状態です。
画面越しに伝わる眼差し。声のふるえ。一瞬の沈黙が持つ重さ。その場に居合わせた人間だけが感じ取れる、生身の存在感——これはアルゴリズムには生成できません。
AIには、状態がない。人生もなく、身体もなく、感情の歴史もない。
だからこそ、ボディスピーチはAI時代において、人間が人間らしくあるための言語だとおがたまゆみは考えています。
インドのWEF関連サミットで次世代リーダーたちにこの概念が響いたのは、偶然ではないと思います。彼らはこれから世界で必要とされるのは、情報処理能力だけではないということを直感的に知っているのです。
ボディスピーチとは何か?ーーメソッドの定義と背景
ボディスピーチ(Body Speech) は、非言語コミュニケーションのテクニックではありません。
身体・状態・空間の三つが統合されたとき、言葉を超えた伝達が起きる——その原理を体系化したのがボディスピーチです。おがたまゆみが創始したこのメソッドは、日本語でも英語でもない「人間の共通言語としてのコミュニケーション」を目指しています。
WEF関連サミット登壇後、参加していたインド人大学生が私のUdemyコース「Master Stage Presence: Body Speech」を修了し、LinkedInに自発的に投稿してくれました。彼女が選んだのは、プログラミングでもデータサイエンスでもなく、ボディスピーチでした。
ボディスピーチは今、少しずつ国境を越え始めています。
こんなに嬉しいことはありません。

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よくあるご質問
Q. ボディスピーチとボディランゲージの違いは何ですか?
A. ボディランゲージが「身体の動きを読む・使う」技術であるのに対し、ボディスピーチは心・身体・思考の統合状態(Coherence=状態)を整えることで、言葉を発する前から伝わる存在感そのものを磨くメソッドです。スキルではなく、あり方を整えることが出発点です。
Q. グローバルスピーチコーチとは何をする専門家ですか?
A. 言語や文化を超えて通用するコミュニケーション力——プレゼンス、状態、ボディスピーチ——を指導する専門家です。おがたまゆみは日本人として世界経済フォーラム関連サミットに登壇し、インドをはじめ海外のエグゼクティブへのコーチングも行っています。
Q. エグゼクティブコーチングとスピーチコーチングは何が違いますか?
A. おがたまゆみのコーチングでは、「話し方の改善」ではなく「リーダーとしての存在感(プレゼンス)の構築」を中心にセッションしています。経営者・リーダー層が「この人の話を聞きたい」と思わせる状態をつくることを目的としています。
Q. AI時代にスピーチやプレゼンスを磨く必要がある理由はなんですか?
A. 生成AIが「話す内容」を代替しやすくなる時代だからこそ、AIには生成できない「人間の状態から生まれる存在感」の価値が相対的に高まります。Coherence is Contagious(状態は感染する)——あなたの統合された状態は場に伝染します。これはアルゴリズムには再現できません。
Q. 取材・講演依頼はどのように依頼したらいいですか?
A. 下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。スピーチ・コミュニケーション・AI時代のプレゼンス・リーダーシップをテーマにした取材、登壇、寄稿のご依頼を承っています。
ご連絡をお待ちしております
メディア・取材・講演のご依頼 スピーチ・コミュニケーション・AI時代のプレゼンス・リーダーシップをテーマにした取材、登壇、寄稿のご依頼を承っています。
エグゼクティブ・コーチングのご相談 :経営者・リーダー層を対象とした、プレゼンス構築・ボディスピーチのコーチングについてはこちらからお問い合わせください。
著者プロフィール
おがたまゆみ(Mayumi Ogata) ボディスピーチ(Body Speech)創始者 / グローバルスピーチコーチ
身体・状態・空間の統合から生まれる存在感(プレゼンス)を体系化した「ボディスピーチ」メソッドの創始者。世界経済フォーラム 関連サミット(2025年9月&!2月、インド)登壇。Udemy講座「Body Speech: Why Your Words Don’t Land — And How to Fix It」はインドをはじめ海外受講者にも広がり、次世代リーダーたちから支持を受けている。日本語・英語でのコーチング・講演・取材対応が可能。

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